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むつ市のうまいは日本一!「焼き干し」

煮干しの5倍のダシが出るといわれ、栄養価も高い『焼き干し』についてお伝えします。

焼き干し
「むつ市のうまいは日本一!」PRチラシは下のファイルをダウンロードしてご覧ください。

むつ市のうまいは日本一!「焼き干し」PDFファイル(1328KB)

「焼き干し」とは

 脇野沢九艘泊地区を中心としたイワシ漁とイワシの焼き干し加工は、長い歴史と独特の慣行をもって、タラ漁と並び、脇野沢を代表する産業となっています。
 焼き干しは、すべてが手作業という伝統的な加工技術で仕上げられ、時期になると九艘泊地区では、あたり一面に干されたイワシがキラキラと輝き、銀色のじゅうたんを敷いたような光景を目にしたり、イワシを焼いた香ばしいにおいを楽しむことができます。

焼き干しの歴史

 脇野沢の九艘泊地区でイワシ定置網が開始されたのは大正4年といわれ、同地区に猪口網(チョクアミ)が導入されてからとのこと。以後、独特の慣行をもって隆盛を極めてきました。
 この地区では、イワシは5月頃より獲れますが、5月から8月上旬くらいに獲れるイワシは、大羽、中羽の大型のイワシが多く、脂が多いこともあって焼き干しにはむかず、これらは鮮魚として出荷するか、または魚粕として加工出荷されています。

 8月上旬を過ぎると、ヒラゴやカタクチイワシ、ウルメイワシなど脂気の少ない小型のものが獲れるようになり、これらを焼き干しとして加工し出荷します。

焼き干し加工

焼き干しの成分

 焼き干しは、体を動かすために必要なエネルギー源となる良質のたんぱく質、脂質、炭水化物と、生命の維持に欠かせないナトリウムを多く含んでいます。
 また、歯や骨の形成に欠かせないカルシウムも多く、健康食品としても喜ばれています。

脇野沢焼き干しのここがすごい

 脇野沢の焼き干しは、加工に適したカタクチイワシの中でも、脂分の少ない厳選した素材を使用しています。
 焼き干しの製造手順では、鮮度保持を重視し、最終乾燥以外は手作りにより、手間ひまをかけ丹念に仕上げています。品揃い、焼き具合、乾燥等の加工技術も優れており、自信を持っておすすめできる天然の産物です。

焼き干し(箱詰め)

焼き干しの製造手順

  1. イワシの頭や腹わたをとり出し、その後、水洗いをします。
  2. 折り板に並べて水分をとり、これを軽く乾燥させます。
  3. 竹串に刺して折り板に並べます。竹串は竹を買ってきて自分たちで作ります。
  4. 船小屋の中に長炉を置き、ここで焼きます。
  5. 表・裏を焼いた後、まだ熱いうちに串を抜き、折り板に並べて天日干しをします。
  6. 折り板に25串分を並べて、1日に2回表と裏をひっくり返して、3日間ほどで干し上げます。

ほとんどが手作業で、たいへんな手間をかけて製造されています。

焼き干し(乾燥)

「焼き干しラーメン」

究極の健康ラーメン「わきのさわ焼き干しラーメン」

 わきのさわ焼き干しラーメンとは、焼き干しイワシの粉末を直接麺に練り込んだ健康麺です。

 ラーメンはもちろん、冷めん、ざる中華にして食べても美味しく、脇野沢地区の食堂でも提供されています。

また、お土産用、家庭用としても店頭で販売しています。

焼き干しラーメン

焼き干し粉末

 焼き干しラーメンとならんでお土産用、家庭用として販売していますが、これは、焼き干しを粉末にしたもので、みそ汁、だし汁にさっと一振りするだけで美味しくいただけます。
 また、おひたしに振りかけると一層のカルシウムが取れます。

産品問い合わせ先

むつ市・川内町・脇野沢村3漁協協議会

電話:0175-24-1261 ファクス:0175-29-1414

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この記事へのお問い合わせ

産業政策部観光・シティプロモーション課

〒035-8686

青森県むつ市中央一丁目8-1

電話:0175-22-1111(代表)

内線:2612~2618

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