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市民生活部環境政策課
〒035-8686
青森県むつ市中央一丁目8-1
電話:0175-22-1111(代表)
環境衛生担当 内線:2451~2454
廃棄物対策担当 内線:2461~2464
むつ市は、「住民一人当たりのごみ排出量」が、青森県内でも高い数値となっており、ごみの減量化対策は重要な課題です。
この問題を解決するため、もっとも効果的な方法が、むつ市のもえるごみの約4割を占め、その性質上、水分を多く含んでいる生ごみの減量です。
また、生ごみの減量を進める上で忘れてはならないのが、生ごみは堆肥化できるという事実です。
つまり、少しの手間と工夫によって、有機肥料の入手とごみの減量が同時に可能になります。
ダンボールコンポストは、これらのことを踏まえており、なおかつ、家庭で手軽に取組むことができるものです。
ぜひ、はじめてみませんか?
※気温の低い冬はごみの分解が遅くなりますが、春の施肥に向けて、冬から取り掛かっておくのがオススメです。
ダンボールコンポストとは、ダンボール箱を利用した生ごみ処理容器のことです。
その仕組みは、ダンボール箱の中に土壌改良材を入れた簡単なもので、微生物の力によって生ごみを分解し、堆肥を作るというものです。
みかん箱程度(40立法センチメートルくらい)の大きさのもので、断面が二重構造のものが丈夫で長持ちします。
かき混ぜるのが簡単なため、口の広いものがオススメ です。
※土壌改良材としてホームセンターなどで数百円で販売しています。
ダンボール箱の底を二重にして補強するためのもので、底の大きさに合わせて加工します。
ダンボール箱の中に虫が侵入するのを防ぐためのもので、通気性のよいもの。
Tシャツを加工したものやバスタオルで代用できます。
ダンボール箱の底の通気性を保つためのもの。
苗ケースや木片など
カドや穴を補強する際に使います。
ダンボールコンポスト内をかき混ぜる際に使います。
防虫カバーは、袖部分(切り取り後)と首部分を縫い合わせることで作成できます。
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※空気を取り込むため毎日(生ごみを投入しない日も)、全体をよくかき混ぜてください。
「ダンボールコンポスト」の使用期間は、1日平均500グラムの場合で、約3ヶ月投入できます。
以下の状態は、生ごみ終了のサインです。
ご飯、野菜くず、肉、魚、お茶がら、コーヒーがら、廃食用油、米ぬか
卵の殻、果物(レモンなど)の皮、根菜類(大根など)の皮
骨、種、たまねぎの皮、トウモロコシの芯
生ごみは分解されると、体積が大きく減少します。そのため、ダンボール箱が満杯になることはありません。
開始してすぐには、微生物が少ないため、分解が遅いことがあります。
2週間ほどしますと、微生物も増え、分解も進んで温度も上昇していきます。それでも分解が進まない場合は、2つの原因が考えられます。
基材の温度が上がると害虫は死滅します。そのため、害虫が発生した場合には、適量(コップ1杯程度)の廃食用油や米ぬかを投入し、よくかき混ぜてください。
もしくは、ビニール袋に入れて口を縛り、1~2日間天日干しすると死滅します。虫は取り除かず、再度ダンボールに入れて使用できます。殺虫剤は、ダンボールコンポスト内の微生物を死滅させるので絶対に使わないでください。
一度にたくさんの生ごみを入れると、温度が急激に上がり、カビや土くさいにおいがしますので入れる量を調整してください。また、生の魚や肉などを入れるとにおいがきつくなります。その時には、生ごみの投入を止めてかき混ぜるだけにしてください。2、3日でにおいは落ち着きます。
※魚や肉は一度湯通し、もしくは火を通してから入れるとにおいが少なくなります。
※お茶がらやコーヒーがらを入れるとにおいが和らぐと言われています。
※くん炭を追加することも効果的です。
基材の表面に白カビが生えることがありますが、これは好気性菌であり、人体には無害なものです。そのまま続けて問題ありません。
毎年、ダンボールコンポスト講習会を開催しておりますが、市環境政策課にてモニターを随時募集中です。興味のある方はぜひお問い合わせください。
※モニターとなっていただいた方には、ピートモス(15リットル)とくん炭(10リットル)をプレゼント。
※ダンボールコンポスト講習会は、引き続き、出前講座でも行っています。詳しくは「ご注文承り中!出前講座」をご確認ください。
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